出題される問題内容
Listening モジュールの問題内容
問題数:4セクション 40問
時間:30分+10分(最後に解答に書き込む時間が10分与えられる)
測定される英語力:
話の要点や特定の情報を聞き取る能力、話者の意図や姿勢、目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリスニング力が問われます。
日本英語検定協会ウェブ掲載「アイエルツ 日本版受験者向け情報」(PDF) 備考:イギリス、オーストラリア英語での発音が多い
*アカデミックテスト、ジェネラルトレーニングテストで問題内容は共通
リスニングモジュールは流れてくる音声(会話や文章)を聞き、問題用紙に書かれている設問に答える形式。 問題用紙にメモを書き込むことができ、最後に10分間の解答用紙に書き写す時間が与えられるためリスニングの最中は解答用紙は見ないで問題用紙のみ見る。 一般的にセクション1~セクション4にいくにつれだんだん難しくなるといわれている。 問題が読まれる前に簡単な状況説明がされ、30秒ほどの設問を読む時間が与えられる。また、各セクションの間に30秒ほど解答を確認する時間が与えられる。
セクション1 日常会話
2者間の会話で、内容は電話でのやり取りなど日常会話が多い。 問題用紙が穴埋めのフォームになっており、聞き取りながら穴埋めしたり、リストから正解を選ぶ形式。 名前、数字、電話番号などを答えさせる場合が多い。
セクション2 日常説明
1人のスピーカーが、日常生活に関わる説明を読む。 問題用紙が穴埋めの文章になっており、聞き取りながら穴埋めしたり、短い質問に答える形式が多い。地図に関する問題も出題される。
セクション3 会話(アカデミック)
2人以上の会話で、内容は研修や学校での場面が多い。 文章や図の穴埋め、短い質問に答える形式、問題と答えの組み合わせ問題(マッチング)などが出題される。
セクション4 説明(アカデミック)
1人のスピーカーが、ニュースや研修や学校の場面での文章(説明や講義)を読む。 問題用紙が穴埋めのノートのような文章になっており、聞き取りながら穴埋めをする形式が多い。 公式サイトのListeningの問題と解答用紙のサンプル(英語)
Reading リーディング モジュールの問題内容
問題数:3パッセージ 40問
時間:60分
測定される英語力:
文章の要点や趣旨、詳細を把握する力、言外の意味を読み取る力、筆者の意図や姿勢、目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリーディング力が問われます。
日本英語検定協会ウェブ掲載「アイエルツ 日本版受験者向け情報」(PDF) *アカデミックテスト、ジェネラルトレーニングテストで問題が違う。
リーディングセクションでは、文章を読んでそれに対する設問に答える形式。 アカデミックテストとジェネラルトレーニングテストでは問題数や時間は同じだが、問題の内容が異なる。 パッセージ1~3とだんだん難しくなるといわれている。
アカデミックテストのリーディング
書籍や雑誌、新聞などから問題が出題される。 専門的な内容ではなく、一般教養的な内容の問題が多い。 3つのパッセージはそれぞれ900ワード前後の文章で構成される。 表や図の穴埋め、正しい組み合わせを選ぶ問題、選択問題などが多い。
ジェネラルトレーニングテストのリーディング
書籍や雑誌、新聞に加え、広告やチラシパンフレットなどからも出題される。
アカデミックテストよりも1パッセージの文字数は少ないが、3つ目のパッセージは長い。
表や図の穴埋め、正しい組み合わせを選ぶ問題、選択問題、短い質問に答える問題が多い。
公式サイトのアカデミックテストReadingの問題と解答用紙のサンプル(英語)
公式サイトのジェネラルトレーニングテストReadingの問題と解答用紙のサンプル(英語)
Writing ライティング モジュールの問題内容
問題数:2問
時間:60分
測定される英語力:
どちらのTaskでも、質問に適切にこたえているか、解答は論理的か、幅広く正確なボキャブラリー・文法が使用されているかが評価されます。 日本英語検定協会ウェブ掲載「アイエルツ 日本版受験者向け情報」(PDF) *アカデミックテスト、ジェネラルトレーニングテストで問題が違う。
ライティングでは、課題に対して英文を作成します。コンピューターでタイプなどではなく、便箋のような解答用紙に手書き。 問題は1問目がタスク1、2問目がタスク2と呼ばれている。
アカデミックテストのライティング
タスク1 図や表などのデータを見て主な特徴を挙げたり、比較したりして要約する問題。150字以上という指定あり。 タスク2 課題に対する考えとその理由を自分の知識や経験を交えて書くエッセイ形式の問題。250字以上という指定あり。
ジェネラルトレーニングテストのライティング
タスク1
手紙の作成。状況と共に書くべき内容を短文で3つほど指定される。書き出しの文章や書いてはいけないことを指定されることもある。150字以上という文字数指定あり。
タスク2
アカデミックのタスク2と同様に課題に対する考えとその理由を自分の知識や経験を交えて書くエッセイ形式の問題。アカデミックと比べて、課題が日常的な内容になる。250字以上という指定あり。
公式サイトのアカデミックテストWritingの問題と解答用紙のサンプル(英語)
公式サイトのジェネラルトレーニングテストWritingの問題と解答用紙のサンプル(英語)
Speaking スピーキング モジュールの問題内容
問題数:3セクション
時間:11~14分
測定される英語力:
質問に答えながら、日常の話題や出来事について情報を伝え、意見を述べるコミュニケーション能力、与えられたトピックに関して適切な言葉使いと一貫性を持って、ある程度の長さのスピーチをする能力、説得力のある意見を述べ、物事を分析、議論、推測する力などが問われます。 日本英語検定協会ウェブ掲載「アイエルツ 日本版受験者向け情報」(PDF) *アカデミックテスト、ジェネラルトレーニングテストで問題が同じ。
スピーキングモジュールは面接官とのインタビュー形式で行われる。 スピーキングだけは違う日に行われる。(大体は翌日) 3つのタスクパートから構成されている。話した内容は録音される。
タスクパート1
名前を聞かれて本人確認を行う。その後質問を10問ほどされる。 家、家族、住んでいる街、小学校の頃のことなど身の回りのことを聞かれる場合が多い。 4~5分
タスクパート2
タスクカードで指定されたテーマについてスピーチをする。ストーリーを考える問題などがあり想像力が必要。 1分ほど考える時間があり、その際、紙にメモしてもよい。 その後1~2分で話す。
タスクパート3
タスクパート2のトピックのテーマを元に、面接官と抽象的なことについての議論を行う。基本的には質問に答える形。4~5分 具体的にどんな会話をするかという例が公式サイトのサンプルにあり↓ 公式サイトのSpeakingの問題と解答のサンプル(英語)