受験の流れ

パスポートを取得、更新する(持っていない場合 or 有効期限が切れている場合)

IELTS試験では、申し込み時と当日の本人確認にパスポートが必要です。
免許証や住民票などのパスポート以外の本人確認書類は認められていません。
パスポートの発給には時間がかかるため早めにパスポートを取得しましょう。
有効期限が切れていると認めてもらえません。更新は試験申し込みの前までに完了しておくことがベターです。
また、申込後に新しいパスポートを取得した際は必ずテストセンターへ連絡をしてパスポート情報の提出を行ってください。 古いパスポートを持って行かないようにくれぐれも注意してください。

受験日・会場を決める

ご自分の目的に応じてモジュールを決めます。
申し込みは試験日の早い場合は6か月以上前から開始されている場合もあります。現在は2つの団体が実施をしているため締切も5週間前(英検)から3日前(JSAF)までとなっています。2つの団体が同日に同じ地域で実施をしている場合もあります。またその他の地域では開催日が違います。
必ず公式サイト
英検:http://www.eiken.or.jp/ielts/schedule/
JSAF:http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=27
からご自分の受験されたい地域の開催日を確認しましょう。(スピーキングの日は選べませんが、通常、同日又は次の日曜日です。またJSAF会場では10日前までの申込みに対しては時間帯のリクエストも受け付けています。)

申し込む

受験日・会場が決まったら申し込みます。
申し込み方法は、申込書郵送、インターネット申し込みの2種類から選べます。
申し込みの際にはパスポート番号が必要です。英検会場の場合、間違えた会場やモジュールで申し込んでしまった場合、申し込み締切までだとオンラインで1回だけ無料で変更できます。但し、空席がなかった場合は変更できず、さらに2回以上変更する場合は手数料がかかりますので十分注意して申し込みをしましょう。
JSAF会場の場合、8日前までは制限がありませんので間違って申し込んだ場合などテストセンターに連絡してください。
申し込み後、クレジットカード払い(オンライン申し込みのみ)以外を選択した人は、決められた期間内に支払いを済ませます。

必要書類の送付

英検受験の場合、申し込み後7日以内に必要な書類を送付しなければいけません。
・6か月以内に撮影した証明写真×2枚
・顔写真とパスポートナンバー、有効期限が書かれたパスポートページのコピー
を送付します。
JSAF受験の場合、パスポートの写真を撮るかスキャンして申込のページにアップロードします。郵送は必要ありません。
パスポートはここで送付したものと、当日見せるものが同じでなければならないため、送付前に有効期限などをチェックしましょう。

受験案内

受験表は送付されません。
英検実施会場の場合はマイページから、JSAF実施会場の場合はお申込みのページにある受験確認書から確認できます。

受験日が近くなったら 持ち物を準備する

IELTSの持ち物は事前に用意が必要です。
・パスポート…これを忘れたら受験させてもらえません。
・鉛筆…キャップは認められません。鉛筆削りも持ち込めません。またシャーペン、ボールペンなどは認められません。(JSAF会場では筆記用具・消しゴムも用意されていますので持参する必要はありません。)
・消しゴム…消しゴムのカバーは外さなければいけません。
・透明なボトル(水)…飲み物は透明なボトルに入った水のみ可です。ラベルやカバーは外さなければいけません。また、中身は水でなければ認められません。

※試験中、荷物は別室の他の人と一緒の場所に置いておくため、なるべく貴重品は持たないでいきましょう。

当日試験会場に行く

受験案内にしたがって試験会場に行きます。
交通機関が遅れることもあるので余裕をもって向かいましょう。

受付をする

まず、待合室のような場所に通される場合もあります。
その後、受付が開始されると、まずは荷物を預けます。
教室に持ち込めるのは、パスポート、水、筆記用具(JSAF会場は持ち込めない)。
※受験案内、財布、腕時計、ハンカチ、携帯などは持ち込めません。

その後、パスポートで本人確認した後、写真撮影と指紋の登録を行います。受付に時間がかかる傾向がありますので早めに受付できるようにしましょう。(JSAF会場は比較的小さい会場で受付時間は短い。)

自分の席に着く

実際に受験する教室に移動します。試験が始まるとトイレ休憩などはないので事前に済ませておきましょう。
試験会場には鉛筆削り(英検会場)とティッシュペーパーが用意されています。
座席表を確認して自分の受験番号が書いてある席に座ります(JSAF会場は基本的に誘導担当が座席を案内します)。
着席したら机に貼ってあるラベルの個人情報を確認しましょう。間違いなどあれば申し出てください。

説明、注意事項などを聞く

試験監督が受験前に説明をします。すべて英語です。説明中はトイレには行けません(各テストごとの説明の時も同様です。)

試験開始

通常はリスニング→リーディング→ライティングの順番です。
途中でトイレに行っても終了時間は変わりません。また、試験の説明中、リスニング試験中、試験が終了する10分前、答案回収中はトイレにいけません。

解散

預けていた荷物を取りに行き解散です。スピーキング試験が午後の方はそのまま会場の外で待機し、指定された時間に会場に入りましょう。スピーキングが別日程の方は帰宅です。

スピーキング会場へ

指定された時間にスピーキング会場へ。別日程の方は1日目とは別会場の場合があります。

受付

パスポートと初日に登録した指紋による認証を受け(会場によっては写真撮影がある)、荷物を預け、待合室で順番を待ちます。

スピーキング試験

面接官が迎えに来ます。名前を呼ばれたら面接官と一緒にインタビューをする教室へ入り試験開始です。パスポートのみ持参してください。

終了

待合室に戻って、荷物を持って帰宅です。

結果の確認

試験結果(Test Report Form-TRF)は筆記受験日から13日目に発行され郵便で配送されます。受験者には1通のみの発送です。紛失しても再発行はされません。大事に保管してください。
2年間有効です。
13日目からウェブサイトで結果を確認することもできます。 JSAF公式テストセンターではテストセンターでの受け取りも可能です。事前に日時をご連絡の上調整してください。
試験結果の再採点制度もあります。但し、再採点の結果が出るまでは通常6~7週間と時間がかかる場合があり、費用は前払いで結果が変わらないと払い戻しはありません。リスクも伴いますので良く検討の上で申請をしてください。

試験結果(TRF)の教育機関・政府機関・専門機関等への追加成績証明書送付

成績証明書を教育機関・移民局等へご提出の場合は団体により違いがあります。
・英検:発行後30日間は5通まで無料、31日後または6通目以後は1通1,100円(通常郵便。電子送信も同じ)。申請はオンラインで。
・JSAF:発行後2年間5通まで無料、6通目から1通1,100円(通常郵便。電子送信の同じ)。申請は所定の用紙に記入しe-mailにて申請。