IELTS NEWS 第4回 留学-志望校を決める=暮らす街を決める


iletsコラム IELTSはここ数年日本で爆発的に受験者が増えています。その理由のひとつに米国の大学(院)の多くが、IELTSのスコアを受け入れるようになってきたということがあると思います。例えば現在人気の高いビジネス・スクールですと、米国トップスクールの8割以上がTOEFLとともにIELTSを入学の判断基準として採用しています。ですから、IELTS対策の勉強をしながら、英国(ヨーロッパ)か米国か、両方を候補に入れて志望校を考えることができます。充実した留学生活を送るためには、どちらの国が自分に適しているか、あるいはどの都市で暮らしたいか、2つの国を候補に入れると選択肢がぐんと広がります。

志望校を決める際、学校のランキング、知名度、教授陣の質などを参考にする方が多いと思います。ただ、どの都市に住むかということも大切な要素です。留学すると1~3年という長い時間を、その都市で過ごすわけです。最初は外国であっても、半年も経つと日常に変わっていきます。自分が暮らしやすい環境を選ぶことは、留学を成功させるうえでとても大事なことです。ロンドンやニューヨークなど大都市が性に合う人、また田舎の静かな環境が落ち着く人と様々です。留学までの準備期間を使って、頭のなかで色々とシミュレーションをしてみましょう。


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留学には大変な時間と労力を必要とします。なかなか思うような結果が出ず、ストレスが溜まることもあります。そんな時、本やウェブサイトで大学や周辺の街の様子をチェックし、そこで生活する自分を思い浮かべてモチベーションを保つことも大切です。私の場合はニューヨークに留学すると最初から決めていましたので、他の都市のことは考えませんでした。不調の時は、ウェブサイトでマンハッタンやブルックリンの写真を見ながら、そこで生活する自分を想像してテンションを上げていました。他人の目には若干不気味に映るかもしれませんが、これをするとやる気が回復するのです。




次回のコラムでは、私がニューヨークに到着した頃の話を紹介していきます。外国の街で暮らし始める感覚が皆さんに伝わって、モチベーションアップに少しでもつながれば嬉しく思います。

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